ADHD夫のとりとめのない日記

ADHD(注意欠陥多動性障害)を持つアラフォー夫が、妻子(子供は3才半の男の子)や家族、そして仕事など、問題多発の人生を生きていく(大げさ)。でも、楽しくありたい・・・。ツイッターでの名前:トリソー@ADHD

ADHDの僕とその妻 その2

  今回は夫婦の過去を思い返してみたいと思います。

 

 妻とは初婚で、結婚して8年目になります。

 結婚当初はマンションを借りて二人暮らしをしていました。すでに今の自営の仕事をしていましたし、妻は専業主婦だったので常に一緒にいる状態でしたが、自分的には特に苦痛はなく、付き合いが長いこともあってか喧嘩をしながらも楽しく暮らしていました。ですが、やはりこの頃から妻は僕への不満が徐々に溜まり始めていたと思われます。
 
 もちろん、当初は僕がADHDであることを誰も知らず(もちろん僕自身も)、僕はやりたい放題だったわけです。
 
 今思うに、この頃特に問題だったことといえば、やはり僕の好き勝手な統一性の無い発言と行動だったのではないかと思います。
 思いつきで行動したり、発言したりするので、妻は振り回されっぱなしだったことでしょう。
 
 特に妻は突然の予定変更や突然のイベント発生苦手なので、かなり大変だったと思います。
 
 さらに、僕は自分がしたい事や、楽なことばかりを選択していて、妻が本当に望んでいることを深く考えることはしていませんでした(なんとも未熟な夫です、半分はADHDの影響だと思われます)。
 そして、そういったことをキッカケによく喧嘩をしていたと思うんですが、喧嘩の最中も自分の本音や間違いをひた隠し、うやむやにして、その場しのぎの言い訳やぱっと見の正論、意味のわからない理想論などを並べて、まだ若い妻をある意味自分に従わせるように言いくるめていました(改めて言葉にすると、ホントに酷いですね、ただ、ADHDの影響です…よね?)。
 当時まだ20歳過ぎの社会出たてほやほやの妻は、自分が間違っているんだ、T(僕のこと、トミーを略してTとします)の言う通りなんだ、と自分を責めていたようです。(涙)
 
 妻は高校を卒業して事務職で頑張って働いていましたが、結婚を機に退職しました。真面目で正義感が強く、結構やり手だけどとても神経質な妻は、やる気が無くダメダメな社員ばかりの会社で、軽い鬱状態になってしまっていました。
 そんな中退社し、僕との結婚生活が始まり、今度は自律神経失調症になり、無茶苦茶な僕との喧嘩も絶えない日々が続いていきました(毎回根本的な原因は同じ)。
 
 こうして思い返していると、なんと可哀想な人生を歩ませているのかと、今猛烈に悲しく、申し訳なくなってきました。(涙)
 自分がADHDであると判明した今、ADHDをちゃんと把握し、薬を使いながらそれを制御して、これからはもっともっと妻の為に生きるべきだと、今更ながらに再認識しました。ただ、ADHD持ちにはそれがまた難しいのです…(逃げではないです、もちろん頑張ります)。
 
 今回は一旦ここで区切り、また改めて妻との過去を記録し、今後の糧にしたいと思います。
 特にADHDを持つ僕は、こういった方法などで過去を振り返ることはとても大切なことだと感じました。
 読んで頂いている方々は、アラフォーにしてやっとかとお思いかもしれませんね(同感)。
 これからも、家族の為にも自分の為にも、自分をよく知り、少しでも改善する為の努力を続けなくてはと心に誓いました。
 この誓いを忘れない方法をまず考えよう…。(笑)