ADHD夫のとりとめのない日記

ADHD(注意欠陥多動性障害)を持つアラフォー夫が、妻子(子供は3才半の男の子)や家族、そして仕事など、問題多発の人生を生きていく(大げさ)。でも、楽しくありたい・・・。ツイッターでの名前:トリソー@ADHD

ストラテラ服用開始から27日(10㎎14日→25㎎12日服用)

 ストラテラを服用し始めてから27日が経ちました。

 

 

 約4週間ですね。効果のほどはというと、効いてる気がする日がたまにある、程度です。特にここ3~4日ほどは効いてる感覚はありません。

 

 効いてると感じるときは、朝から頭が比較的スッキリしていて、昼過ぎくらいまでは仕事の集中力が増し、余計なことに目がいかなく、それなりに効率よく活動できました。ただ、その後は時間とともに効果が薄れていくように感じました。

 

 ここ数日は体調が良くないせいなのか、一日ずっと頭がぼーっとしていたり、めまいや立ちくらみ、動悸がやや激しくなったり、なんだか不安な気持ちになることがあります。また、今朝は朝起きて薬を飲むと、30分前後の間、胸が苦しくなっていました。そういえば、今は唇に口内炎と似たものができています(初めてできました)。

 

 もしかしてこれって、ストラテラ副作用なのでしょうか。ネットで調べてみると、確かにこのような症状が副作用で起きることもあり、場合によっては肝障害が起こることもあるなんて怖いことも書いてありましたので、ちょっと不安ではありますが、二日後にはまたクリニックを予約してありますので、それまで様子を見つつ、先生に聞いてみたいと思います。

行き詰まったらカウンセリングに行く

 今日の朝、カウンセリングに行ってきました。

 

 昨日のブログで書いたことを中心に話して相談しました。妻と僕それぞれの問題点や改善点、また、努力すべき点など、いくつかアドバイをもらいつつ、また、共感していただきながら話すことで、また頑張ろうという意欲が沸き、しっかりと精神的な癒やしを頂いてきました。

 

 カウンセリングの時間は50分、いつもなら一つの話をするのにかなりの時間を要してしまい、ほとんど相談できず終わるんですが、今日は薬(ストラテラ25mg)の効果が出たおかげで、ガンガン話を進めることができて、相談したいことはほとんど話すことができました。

 カウンセリング後、先生に「薬のおかげか、先生のお話もしっかり聞くことができました。」と伝えたところ、先生としても僕の薬の効果を感じていて、いつもよりスピードを速めて話していたとおっしゃっていました。

 また、表情もいつもと違ってシャキッとしていたそうです。

 

 昨日のブログで、薬の副作用でパニックが起こるんではないかと妻に指摘されたことについては、パニックが起こることはADHDの人は普通によくあることで、ずっと無かったのに最近ひどいのは、怒られ続けることにより恐怖心が強まり、自己防衛が強く働いたからではないかということでした。

 先生としては、「早く薬の効果が得られるといいね」と言ってくれるくらい、薬がパニックに影響していることはないということでした。

 薬の効果は1ヶ月半から2ヶ月くらい経つと安定してくるから、まだ1ヶ月も経っていない今はまだ効果が不安定であり、効いたり効かなかったりするらしいです。

 

 他にもいろいろ書きたいことがありますが、今日は時間が無いのでこの辺で終わります。

 

 とにかくカウンセリングに行ってよかった

 その内容を妻と話すこともできてよかった

 妻もまたカウンセリングの予約を取りました。

 

 今後もいろいろあると思いますが、今回のことをきっかけにまた一歩でも歩みを進められたら嬉しいな…。

ストラテラ服用開始から22日(10㎎14日→25㎎7日服用)そして夫婦問題へ

 ストラテラを服用し始めてから3週間が経ちました。

 

 25㎎に増量してからは1週間

 

 増量後、数日間はお昼過ぎまで頭のすっきり感や集中力がやや増加したように感じていましたが(「起きたらすぐ」飲んでます)、現在はその感覚もかなり薄いです。

 ただ、効果が感じなくなったのは夫婦問題が原因と考えられます。

 

 ある日の朝、また僕はいろいろ考えすぎて妻がイラッとしてしまう反応をしてしまい、それをきっかけにおかしな発言を連発してしまいました。

 一度妻をイラつかせてしまうと、「またやってしまった」と思い、プレッシャーや不安感の影響により頭が回らなくなってしまって、さらに失敗を連発するという負のサイクルに突入します。

 こうなるとどんなにあがいても脱出できません夫婦ともに地獄です…。

 僕がおかしくなるのはいつものことなので言うまでもありませんが、妻はその被害者です。なにを言っても僕からは意味不明な返しがきたり、もしくは何も返ってこなくなるわけです。さらに、負のサイクルに入った僕が口にするのはほとんどが弁解という名の言い訳であり、自分を守るための言葉ばかりなのです。妻を思いやった言葉は全く出てきません。

 は、僕が自分のことを嫌いなのではないかと思ってしまうようです。

 

 そんなことが今日も起きてしまい、妻は疲れと呆れと悲しみで、こんなことが続くようではこれ以上やっていけない、とまで言わせてしまいました…。

 

 1年半前あたりから、何度かそんなセリフを言わせてしまっており、ダメージは妻の方がはるかに大きいはずなんですが、ADHDを持つ僕は、必要以上にダメージ化してしまう傾向がある為か、最近は妻の指摘を受けるとちょっとしたことでも落ち込んでしまい、連発で言われるとパニックのような症状を起こしてしまうようになってしまいました。

 特に最近はまた「離婚」という言葉がたまに出てきている影響も大きいかもしれませんが、動機やめまい、強い不安感が出て、頭や胸が破裂しそうな感覚になり、何も考えられず、頭をかきむしったり後頭部を抑えたりして症状を抑えようとするのですが、発狂したくなるような感覚をぎりぎりとどめるのが精一杯、という状態になってしまいます。

 

 妻はそんなことになるのは薬の副作用ではないのか、そうでなければ自分のせいだと自分を責めてしまい、僕のせいで妻まで過呼吸になるくらい苦しめてしまっています。

 

 そんな中でも妻は改善策は無いかと僕との話し合いの時間を作り、模索してくれます。感謝の言葉しかないです。これ以上の裏切り行為はしたくありません。でもADHDが邪魔をします。自分を変えるのに必要以上の時間がかかっています。というか、一向に変われていません…。

 

 

 ストラテラを服用し始めてから、僕は夫婦仲を改善するために少しでも早く薬の効果を得たい、それを使って改善に向かいたいADHDをなんとかしたい、ということばかり考えてしまい、必要以上にプレッシャーを自分に与えた結果、薬の効果が弱まると反動で落ち込みやすくなってしまっていました。

 そして、自営の仕事を少しでも家族に迷惑かけないようにこなすことや、与えられた家事を確実にこなすこと、2才の息子への対応をしっかりすること。そんなことばかり考えていて、妻自身の気持ちや体を気にかけることの優先順位が低くなってしまっていたのです。優先順位が低くなれば、ADHD持ちはそれをすることを忘れてしまいます。

 実はもっとも優先すべきことなのに…。

 

 今までブログを書いていろいろなことに気付けたのに、忙しさにかまけてそれを実践するための努力を怠ってもいました。

 

 

 今回、妻といろいろ話す中で、僕はいくつか考え方に変化をつけることを決めました。

 そしてこれを毎日必ず確認します。

 

・薬に頼る気持ちを抑える。薬は効いたらラッキー程度と考える

頭が働かなくても今までやってこれた。だから実は大丈夫。

ADHDの影響かそうでないかは考えない。今まで通りすべて治すために努力する。

 

 

 明日受けるため、カウンセリングの予約を取りました。

 夫婦仲を改善するためにも、パニックを無くすためにも、少しでも助言を頂けたらと思っています。

 

 そして、必ず近い将来、また妻との仲を取り戻し、お互いに待望の第2子を授かりたい…。

 

 

 あ、ということで、こんなことがありましたので、ストラテラの効果がなんだかわからないこととなってしまっています。(笑)

 一度パニックを起こすと3~6時間前後は頭が働かなかったですし…。(涙)

 

 

 今回は長々と書いてしまいました。面倒くさがりなため、毎度ながら書いたらほぼパッと出しなので、読みづらい点も多々あると思いますが、お付き合いいただきましたみなさま、本当にありがとうございました。

ADHDの僕とその妻 その2

  今回は夫婦の過去を思い返してみたいと思います。

 

 妻とは初婚で、結婚して8年目になります。

 結婚当初はマンションを借りて二人暮らしをしていました。すでに今の自営の仕事をしていましたし、妻は専業主婦だったので常に一緒にいる状態でしたが、自分的には特に苦痛はなく、付き合いが長いこともあってか喧嘩をしながらも楽しく暮らしていました。ですが、やはりこの頃から妻は僕への不満が徐々に溜まり始めていたと思われます。
 
 もちろん、当初は僕がADHDであることを誰も知らず(もちろん僕自身も)、僕はやりたい放題だったわけです。
 
 今思うに、この頃特に問題だったことといえば、やはり僕の好き勝手な統一性の無い発言と行動だったのではないかと思います。
 思いつきで行動したり、発言したりするので、妻は振り回されっぱなしだったことでしょう。
 
 特に妻は突然の予定変更や突然のイベント発生苦手なので、かなり大変だったと思います。
 
 さらに、僕は自分がしたい事や、楽なことばかりを選択していて、妻が本当に望んでいることを深く考えることはしていませんでした(なんとも未熟な夫です、半分はADHDの影響だと思われます)。
 そして、そういったことをキッカケによく喧嘩をしていたと思うんですが、喧嘩の最中も自分の本音や間違いをひた隠し、うやむやにして、その場しのぎの言い訳やぱっと見の正論、意味のわからない理想論などを並べて、まだ若い妻をある意味自分に従わせるように言いくるめていました(改めて言葉にすると、ホントに酷いですね、ただ、ADHDの影響です…よね?)。
 当時まだ20歳過ぎの社会出たてほやほやの妻は、自分が間違っているんだ、T(僕のこと、トミーを略してTとします)の言う通りなんだ、と自分を責めていたようです。(涙)
 
 妻は高校を卒業して事務職で頑張って働いていましたが、結婚を機に退職しました。真面目で正義感が強く、結構やり手だけどとても神経質な妻は、やる気が無くダメダメな社員ばかりの会社で、軽い鬱状態になってしまっていました。
 そんな中退社し、僕との結婚生活が始まり、今度は自律神経失調症になり、無茶苦茶な僕との喧嘩も絶えない日々が続いていきました(毎回根本的な原因は同じ)。
 
 こうして思い返していると、なんと可哀想な人生を歩ませているのかと、今猛烈に悲しく、申し訳なくなってきました。(涙)
 自分がADHDであると判明した今、ADHDをちゃんと把握し、薬を使いながらそれを制御して、これからはもっともっと妻の為に生きるべきだと、今更ながらに再認識しました。ただ、ADHD持ちにはそれがまた難しいのです…(逃げではないです、もちろん頑張ります)。
 
 今回は一旦ここで区切り、また改めて妻との過去を記録し、今後の糧にしたいと思います。
 特にADHDを持つ僕は、こういった方法などで過去を振り返ることはとても大切なことだと感じました。
 読んで頂いている方々は、アラフォーにしてやっとかとお思いかもしれませんね(同感)。
 これからも、家族の為にも自分の為にも、自分をよく知り、少しでも改善する為の努力を続けなくてはと心に誓いました。
 この誓いを忘れない方法をまず考えよう…。(笑)
 

ストラテラ服用開始から16日(10㎎14日→25㎎1日服用)

 ストラテラを飲み始めて2週間が経ち、予約していたクリニックへ行ってきました。

 

 特に副作用もないので、今後も服用を続けることとなり、さらに効果の実感もないので、服用量を25㎎に増やすことになりました。

 また、眠くなることがなかったので、服用は「寝る前」から「起きたら」に変えることにもなりました。

 

 今回知ったのですが、一般的に25㎎までは子供の量であり、40㎎からが大人の量だということです。ということは、まだまだ様子見レベルといったところでしょうか。

 

 ただ、服用を始めて1週間を過ぎたあたりで、薬の影響かもしれない症状はありました。

 一度飲みそこなって寝てしまったことがありました。

 

 翌日、

・朝からぼーっとして、子供の世話もせずにただ横にいる。

・なんとなく自分の身支度をのんびり始める。

・いつもなら何をするんだっけ?えっと、これやって、えっと、っと、無駄な動きもありつつ何かしないととするが、それすらしない。

 

 初めはまったく気づきませんでしたが、あまりに動きが遅く何もしないので、妻のイライラがピークに達してしまい、そこで気づきました。

 あれ?今まで感じたことのないくらいのもやが頭の中に張ってる。

 なにからするか、って前に、自分がすべきことが全然浮かばない。

 やばい、何もできない

 

 妻からはガンガン責められ、もやはひどくなる一方。これはもしかして、ストラテラを飲んでないから??

 

 このことは先生にも話しましたが、少なからずストラテラ効果が出ている影響なのかもしれない、というようなことをおっしゃっていました。

 

 

 今、この文章を作っていて感じたことがあります。前回までのブログは、どんな内容でも下手ながらにほとんど考えることなく思うままをスラスラ書いていて楽しかったのですが、今回先がなかなか浮かばず、文章を作り上げるのがなんだか大変で、うまく組み立てられないんです。これって、もしかしてストラテラの副作用だったりするんでしょうか…。

 同じようにストラテラを服用されている方々がブログで、服用し始めてからアイデアが浮かばなくなったと書いていたような…。

 なんだか楽しく書けないので、今日はこの辺で終わりたいと思います。見ていただいてありがとうございました。(涙)

夢の中のように融通の利かない自分

 僕は仕事以外では全くと言っていいほど人との付き合いが無いので、人間関係の問題というともっぱらとのことになります。

 しかも、仕事も自営で、自宅の一室を仕事部屋としており、一日中その部屋にこもっているので、妻がパートをしているとはいえ、たぶん普通の夫婦と比べると、共有する時間が多く、その分夫婦問題も多く発生することになるんです。

 

 そこへきてさらに僕は典型的なADHD保有者・・・。

 

 わかりやすい症状や、単発で起きた問題発言や行動は、妻もなんとか受け止めてくれるんですが、気が利かない部分や、妻から見てなぜ僕がそうするのかわからなことなどが連発で起きると、妻のイライラや不信感は加速して溜まっていき、何度目かの問題発言、または問題行動で爆発します。

 

 ここで、すぐに何が問題で、どう対処すべきか、普通の人はわかるのでしょうか…。誰でも感情が伴うわけで、どうすべきかわかっていてもできない、またはしたくないということはあると思います。でも、それ以前に僕は、問題発生時に問題点がわからないんです…。

 僕としては、何か行動を起こす時に、一応何パターンかの中から妻や息子(2才5ヶ月)にとっての最前だと思うことを選んでいるつもりです(あくまでつもり)。が、そのうち9割は、この選び、もしくは選択肢じたいが、妻の望むものではないという事態が発生しています。

 妻からは、なんでこうしてくれないのとか、どうしていらない時にしてくれるのに必要な時にしてくれないのとか、とにかくダメ夫な指摘がガンガン飛んできます。まあへこみます。ADHDなので必要以上に落ち込みます…。

 後から考えれば、確かに言われる通りだと思うことが多いんです…。

 でも、僕も考えてないわけじゃないんです…。

 そうなんです…。

 いつもこんなことの繰り返しなんです…。

 

 しかも、責められると謝ることしかできないんです。

 的確に問題点を把握して、次はこうするとか、これがいけなかったねとか、妻が望む返しをしたいんですが、やっぱり謝ることしかできません。

 ごちゃごちゃの頭をフル回転させて謝る以外のことを言おうとすると、見当はずれなことを言ってしまったり、さらに妻を怒らせることを言ってしまったり、感情が高まってしまっているので強めの口調で言ってしまって言葉通りの気持ちを伝えられなかったりしてしまいます。

 

 妻を怒らせてしまった時点でもうとりかえしがつかなくなるわけです。

 

 時間をおいて、落ち着いたとしても、気の利いた言葉なんて浮かびません。こういうときに何といったら妻は僕を許せるのか、怒りを収められるのか、客観的に妻の立場になって考えることができません。

 

 もちろん、僕は妻に嫌な思いをさせたくないですし、喜ばせたいといつも思っています。妻の体調や時間のことなども考えて、なんでも力になりたいと思っています。

 でもそんな思いとは裏腹に、僕は不自然な行動や言動を繰り返して、毎日のように妻を不愉快な思いにさせてしまっています。

 

 こういった問題が起こるたびに、これはどこまでがADHDの影響で治せないことで、どこからが努力次第で治せる部分なのかと、考えても答えなどでないにもかかわらず考え、落ち込み、次の日には考えたことすら忘れてしまうというなんとも不毛な日々を送っています…。

 

 辛いです…。そしていつまでもこんな情けない夫で、妻にはほんとに申し訳ないです…。

 

 言いたいことは山ほどありますが、そろそろ仕事します。(苦笑)

ストラテラ服用開始から5日(一日10㎎)

 ストラテラを飲み始めて5日が経ちました。

 

 一回の服用量が10㎎と少ないためか、今のところ副作用は全く出ていません。そして予定通り効果の面でも何の変化もありません。

 一般的に効果が出始めるであろう2週間前後経つまで待ち遠しいですが、服用量がお試し程度と思われるので、正直なところ2週間では何の変化もないだろうことは薄々感じております。

 副作用は細かいものも含めるといろいろあると思いますが、自分はもともと胃腸は強い方で食欲旺盛、睡眠に関しても一度寝ると何をされても起きないタイプだったりすることなどから、予想では大した副作用は起きないのではないかと勝手に思っています。

 そういったこともあり、今は副作用の心配よりもどんな変化が起きるのかということへの興味や期待、ワクワク感でいっぱいです。(期待しすぎてはいけないのですが・・・。)

 

 ストラテラの効果として、クリニックの先生は一番に「視野が広がる」とおっしゃっていました。「視野が広がる」とはどういう意味なんでしょうか・・・。

・目に見えるものが増えるのでしょうか。

・同時に意識できることが増えるのでしょうか。

・今より気が利くようになるのでしょうか。

それとも?・・・etc。

 

なんにせよ早く2週間が過ぎ、次のステップへ進みたくてうずうずしています。(笑)